(1/4)第61回グラミー賞 (2019年)のノミネートを全チェック

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第61回(2019年2月開催)グラミー賞 ノミネートが発表されました。

2019年ノミネート

 

2018年12月7日、第61回グラミー賞のノミネート作品・アーティストが発表されました。

 

1つの賞に対しノミネートは5つですが、今回から主要4部門のノミネートは5から8に増え、30部門84賞の候補となるノミネートは実に400以上。
多くのミュージシャン・アーティストの作品や多岐にわたるジャンルの音楽をチェックすることができます。

 

今回の対象作品は2017年10月1日から2018年9月30日までにリリースされたもの。

 

第61回グラミー賞授賞式は2019年2月10日(日本時間11日)、ロサンゼルスのステープルズ・センターで開催されます。

 

 

あなたの好きなアーティストは?今年の流行は??
授賞式の前に、ノミネート作品・アーティストをチェックしておきましょう!

 

ジャンルが多いため、4ページにわたってご紹介します。
まずこのページでは主要4部門のほか、ポップ、ロック、R&B、ラップ、カントリーなどの部門のノミネート全作品を掲載しています。

 

 

その他のジャンルはこちら

主要4部門(GENERAL FIELD)

1.年間最優秀レコード賞(Record Of The Year)

 

『I LIKE IT』 カーディ・B、バッド・バニー、J. バルヴィン
『THE JOKE』 ブランディ・カーライル
『THIS IS AMERICA』 チャイルディッシュ・ガンビーノ
『GOD’S PLAN』 ドレイク
『SHALLOW』 レディー・ガガ&ブラッドリー・クーパー
『ALL THE STARS』 ケンドリック・ラマー&シザ
『ROCKSTAR』 ポスト・マローン feat. 21サヴェージ
『THE MIDDLE』 ゼッド、マレン・モリス&グレイ

 

 

 

主要4部門の「年間最優秀レコード賞」と「年間最優秀楽曲賞」だけでなく、「最優秀ミュージック・ビデオ賞」にもノミネートされたチャイルディッシュ・ガンビーノの『THIS IS AMERICA』。
心地よいメロディが銃声で引き裂かれることで話題となった曲です。

 

 

2.年間最優秀アルバム賞(Album Of The Year)

 

『INVASION OF PRIVACY』 カーディ・B
『BY THE WAY, I FORGIVE YOU』 ブランディ・カーライル
『SCORPION』 ドレイク
『H.E.R.』 ハー
『BEERBONGS & BENTLEYS』 ポスト・マローン
『DIRTY COMPUTER』 ジャネール・モネイ
『GOLDEN HOUR』 ケイシー・マスグレイヴス
『BLACK PANTHER: THE ALBUM, MUSIC FROM AND INSPIRED BY』 ヴァリアス・アーティスト(ケンドリック・ラマー、ザ・ウィークエンド、シザ他)

 

3.年間最優秀楽曲賞(Song Of The Year)

 

『ALL THE STARS』 ケンドリック・ラマー & シザ
『BOO’D UP』 エラ・メイ
『GOD’S PLAN』 ドレイク
『IN MY BLOOD』 ショーン・メンデス
『THE JOKE』 ブランディ・カーライル
『THE MIDDLE』 ゼッド、マレン・モリス、グレイ
『SHALLOW』 レディー・ガガ & ブラッドリー・クーパー
『THIS IS AMERICA』 チャイルディッシュ・ガンビーノ

 

 

レディー・ガガ主演の映画『アリー/スター誕生』の主題歌ともいえる作品『SHALLOW』。
レディー・ガガ & ブラッドリー・クーパーが歌うこの作品は「年間最優秀レコード賞」と「年間最優秀楽曲賞」、「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」、「最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞映画、テレビ、その他映像部門」と、なんと4つの賞にノミネートされています。

 

 

4.最優秀新人賞(Best New Artist)

 

クロエ・アンド・ハリー
ルーク・コームス
グレタ・ヴァン・フリート
H.E.R.
デュア・リパ
マーゴ・プライス
ビービー・レクサ
ジョルジャ・スミス

 

 

「ロックの未来」と称され多くのビッグネームにも支持されているグレタ・ヴァン・フリート。
「最優秀新人賞」だけでなく、「最優秀ロック・パフォーマンス賞」、「最優秀ロック楽曲賞」、「最優秀ロック・アルバム賞」にノミネート。
ロバート・プラント自身が「彼らは『レッド・ツェッペリンI』だ」と言ったというのは有名な話です。

ポップ部門(POP)

5.最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞(Best Pop Solo Performance)

 

『COLORS』 ベック
『HAVANA (LIVE)』 カミラ・カベロ
『GOD IS A WOMAN』 アリアナ・グランデ
『JOANNE (WHERE DO YOU THINK YOU'RE GOIN'?)』 レディー・ガガ
『BETTER NOW』 ポスト・マローン

 

 

 

キューバ・ハバナ生まれのカミラ・カベロの「HAVANA」。
身をゆだてたくなるようなラテンのリズム&メロディ。キュートでエキゾチックな彼女にしっくりくる曲です。

 

 

6.最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞(Best Pop Duo/Group Performance)

 

『FALL IN LINE』 クリスティーナ・アギレラ feat. デミ・ロヴァート
「DON’T GO BREAKING MY HEART』 バックストリート・ボーイズ
『’S WONDERFUL』 トニー・ベネット&ダイアナ・クラール
『SHALLOW』 レディー・ガガ&ブラッドリー・クーパー
『GIRLS LIKE YOU』 マルーン5 feat. カーディ・B
『SAY SOMETHING』 ジャスティン・ティンバーレイク feat. クリス・ステイプルトン
『THE MIDDLE』 ゼッド、マレン・モリス&グレイ

 

 

 

クリスティーナ・アギレラの6年ぶりのアルバム『リベレーション』に収められた「FALL IN LINE」がノミネート。
クリスティーナとデミ・ロヴァートとの共演作品のこの曲には、社会的な抑圧に対抗し自分を解放するまでのストーリーが綴られています。

 

 

7.最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞(Best Traditional Pop Vocal Album)

 

『LOVE IS HERE TO STAY』 トニー・ベネット&ダイアナ・クラール
『MY WAY』 ウィリー・ネルソン
『NAT ”KING” COLE & ME』 グレゴリー・ポータ
『STANDARDS (DELUXE)』 シール
『THE MUSIC...THE MEM’RIES...THE MAGIC!』 バーブラ・ストライサンド

 

8.最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞(Best Pop Vocal Album)

 

『CAMILA』 カミラ・カベロ
『MEANING OF LIFE』 ケリー・クラークソン
『SWEETENER』 アリアナ・グランデ
『SHAWN MENDES』 ショーン・メンデス
『BEAUTIFUL TRAUMA』 ピンク
『REPUTATION』 テイラー・スウィフト

 

 

 

もはやグラミー賞の常連ともいえるP!NK(ピンク)のアルバム『BEAUTIFUL TRAUMA』がノミネートされています。
ロックな生き方が男女問わず多くの人の支持を集めるピンクですが、今回は「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」でのノミネートのみだったようです。

ダンス/エレクトロニカ・ミュージック部門

9.最優秀ダンス・レコーディング賞(Best Dance Recording)

 

『NORTHERN SOUL』 アバヴ&ビヨンド feat. リチャード・ベッドフォード
『ULTIMATUM』 ディスクロージャー feat. ファトゥマタ・ディアワラ
『LOSING IT』 フィッシャー
『ELECTRICITY』 シルク・シティ&デュア・リパ
『GHOST VOICES』 ヴァーチャル・セルフ

 

10.最優秀エレクトロニック/ダンス・アルバム賞(Best Dance/Electronic Album)

 

『SINGULARITY』 ジョン・ホプキンス
『WOMAN WORLDWIDE』 ジャスティス
『TREEHOUSE』 ソフィー・タッカー
『OIL OF EVERY PEARL’S UN-INSIDES』 ソフィー
『LUNE ROUGE』 トキモンスタ

 

コンテンポラリーインストゥルメンタル部門

11.最優秀コンテンポラリーインストゥルメンタルアルバム賞(Best Contemporary Instrumental Album)

 

『THE EMANCIPATION PROCRASTINATION』 クリスチャン・スコット・アトゥンデ・アジュアー
『STEVE GADD BAND』 スティーヴ・ガッド・バンド
『MODERN LORE』 ジュリアン・レイジ
『LAID BLACK』 マーカス・ミラー
『PROTOCOL 4』 サイモン・フィリップス

ロック部門

12.最優秀ロック・パフォーマンス賞(Best Rock Performance)

 

『FOUR OUT OF FIVE』 アークティック・モンキーズ
『WHEN BAD DOES GOOD』 クリス・コーネル
『MADE AN AMERICA』 フィーバー 333(スリースリースリー)
『HIGHWAY TUNE』 グレタ・ヴァン・フリート
『UNCOMFORTABLE』 ヘイルストーム

 

13.最優秀メタル・パフォーマンス賞(Best Metal Performance)

 

『CONDEMNED TO THE GALLOWS』 ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミー
『HONEYCOMB』 デフヘヴン
『ELECTRIC MESSIAH』 ハイ・オン・ファイア
『BETRAYER』 トリヴィアム
『ON MY TEETH』 アンダーオース

 

14.最優秀ロック楽曲賞(Best Rock Song)

 

『BLACK SMOKE RISING』 グレタ・ヴァン・フリート
『JUMPSUIT』 トゥエンティ・ワン・パイロッツ
『MANTRA』 ブリング・ミー・ザ・ホライズン
『MASSEDUCTION』 セイント・ヴィンセント
『RATS』 ゴースト

 

 

 

スウェーデン出身のヘヴィー・メタルバンド、ゴーストの『RATS』がノミネート。
奇抜なメイクをしている有名なバンドはほかにもありますが、ゴーストのメイクはどこか愛らしくもあります。
「最優秀ロック・アルバム賞」にもノミネートされています。

 

 

15.最優秀ロック・アルバム賞(Best Rock Album)

 

『RAINIER FOG』 アリス・イン・チェインズ
『M A N I A』 フォール・アウト・ボーイ
『PREQUELLE』 ゴースト
『FROM THE FIRES』 グレタ・ヴァン・フリート
『PACIFIC DAYDREAM』 ウィーザー

オルタナティヴ・ミュージック部門

16.最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞(Best Alternative Music Album)

 

『TRANQUILITY BASE HOTEL + CASINO』 アークティック・モンキーズ
『COLORS』 ベック
『UTOPIA』 ビョーク
『AMERICAN UTOPIA』 デヴィッド・バーン
『MASSEDUCTION』 セイント・ヴィンセント

 

 

ビョークの9作目となるアルバム『UTOPIA』がノミネートされました。
独特の世界観を持つビョーク。今回も別次元のファンタジックでありながらちょっとコワイような世界へといざなってくれます。」

リズム・アンド・ブルース部門

17.最優秀R&Bパフォーマンス賞(Best R&B Performance)

 

『LONG AS I LIVE』 トニー・ブラクストン
『SUMMER』 ザ・カーターズ
『Y O Y』 レイラ・ハサウェイ
『BEST PART』 ハー feat. ダニエル・シーザー
『FIRST BEGAN』 PJモートン

 

18.最優秀トラディショナルR&Bヴォーカル・パフォーマンス賞(Best Traditional R&B Performance)

 

『BET AIN’T WORTH THE HAND』 リオン・ブリッジズ
『DON’T FALL APART ON ME TONIGHT』 ベティ・ラヴェット
『HONEST』 メジャー
『HOW DEEP IS YOUR LOVE』 PJモートン ft.イエバ
『MADE FOR LOVE』 チャーリ・ウィルソン ft. レイラ・ハサウェイ

 

 

 

ベティ・ラヴェットが歌うボブ・ディランの曲『DON’T FALL APART ON ME TONIGHT』がノミネート。
2018年3月にリリースしたアルバム「Things Have Changed」は、全曲がボブ・ディランのカバーとなっています。

 

 

19.最優秀R&B楽曲賞(Best R&B Song)

 

『BOO’D UP』 エラ・メイ
『COME THROUGH AND CHILL』 ミゲル feat. J.コール&サラーム・レミ)
『FEELS LIKE SUMMER』 チャイルディッシュ・ガンビーノ
『FOCUS』 ハー
『LONG AS I LIVE』 トニー・ブラクストン

 

20.最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞(Best Urban Contemporary Album)

 

『EVERYTHING IS LOVE』 ザ・カーターズ
『THE KIDS ARE ALRIGHT』 クロエ・アンド・ハリー
『CHRIS DAVE AND THE DRUMHEDZ』 クリス・デイヴ&ザ・ドラムヘッズ
『WAR & LEISURE』 ミゲル
『VENTRILOQUISM』 ミシェル・ンデゲオチェロ

 

 

21.最優秀R&Bアルバム賞(Best R&B Album)

 

『SEX & CIGARETTES』 トニー・ブラクストン
『GOOD THING』 リオン・ブリッジズ
『HONESTLY』 レイラ・ハサウェイ『Honestly』
『H.E.R.』 H.E.R.
『GUMBO UNPLUGGED (LIVE)』 PJモートン

 

 

深みのある歌声で毎年グラミー賞には名前を連ねるレイラ・ハサウェイ。
今回は「最優秀R&Bアルバム賞」のほかに「最優秀R&Bパフォーマンス賞」、「最優秀トラディショナルR&Bヴォーカル・パフォーマンス賞」の候補にも挙がっています。
言わずと知れた、ダニー・ハサウェイの実娘。

ラップ部門

22.最優秀ラップ・パフォーマンス賞(Best Rap Performance)

 

『BE CAREFUL』 カーディ・B
『NICE FOR WHAT』 ドレイク
『KING’S DEAD』 ケンドリック・ラマー、ジェイ・ロック、フューチャー&ジェイムス・ブレイク
『BUBBLIN』 アンダーソン・パーク
『SICKO MODE』 トラヴィス・スコット、ドレイク、ビッグ・ホーク&スウェイ・リー

 

 

今回のノミネートでは「年間最優秀レコード賞」をはじめ、なんと7つの賞で名を連ねているドレイク。
「最優秀ラップ・パフォーマンス賞」の候補にあがった『NICE FOR WHAT』は、ローリン・ヒルの『Ex?Factor』がサンプリングされた軽快な曲です。

 

 

23.最優秀ラップ/サング・コラボレーション賞(Best Rap/Sung Performance)

 

『LIKE I DO』 クリスティーナ・アギレラ feat. ゴールドリンク
『PRETTY LITTLE FEARS』 6LACK feat. J.コール
『THIS IS AMERICA』 チャイルディッシュ・ガンビーノ
『ALL THE STARS』 ケンドリック・ラマー&シザ
『ROCKSTAR』 ポスト・マローン feat. 21サヴェージ

 

24.最優秀ラップ楽曲賞(Best Rap Song)

 

『GOD’S PLAN』 ドレイク
『KING’S DEAD』 ケンドリック・ラマー、ジェイ・ロック、フューチャー&ジェイムス・ブレイク
『LUCKY YOU』 エミネム feat. ジョイナー・ルーカス
『SICKO MODE』 トラヴィス・スコット、ドレイク、ビッグ・ホーク&スウェイ・リー
『WIN』 ジェイ・ロック

 

25.最優秀ラップ・アルバム賞

 

『INVASION OF PRIVACY』 カーディ・B
『SWIMMING』 マック・ミラー
『VICTORY LAP』 ニップシー・ハッスル
『DAYTONA』 プシャ・T
『ASTROWORLD』 トラヴィス・スコット

カントリー部門

26.最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス賞(Best Country Solo Performance)

 

『WOULDN’T IT BE GREAT?』 ロレッタ・リン
『MONA LISAS AND MAD HATTERS』 マレン・モリス
『BUTTERFLIES』 ケイシー・マスグレイヴス
『MILLIONAIRE』 クリス・ステープルトン
『PARALLEL LINE』 キース・アーバン

 

 

昨年のグラミー賞では「最優秀新人賞」にノミネートされたマレン・モリス。
今回も「年間最優秀レコード賞」、「年間最優秀楽曲賞」など、6つの賞に名前を連ねています。

 

 

27.最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス賞(Best Country Duo/Group Performance)

 

『SHOOT ME STRAIGHT』 ブラザーズ・オズボーン
『TEQUILA』 ダン+シェイ
『WHEN SOMEONE STOPS LOVING YOU』 リトル・ビッグ・タウン
『DEAR HATE』 マレン・モリス ft. ヴィンス・ギル
『MEANT TO BE』 ビービー・レクサ&フロリダ・ジョージア・ライン

 

28.最優秀カントリー楽曲賞(Best Country Song)

 

『BREAK UP IN THE END』 コール・スウィンデル
『DEAR HATE』 マレン・モリス ft. ヴィンス・ギル
『I LIVED IT』 ブレイク・シェルトン
『SPACE COWBOY』 ケイシー・マスグレイヴス
『TEQUILA』 ダン+シェイ
『WHEN SOMEONE STOPS LOVING YOU』 リトル・ビッグ・タウン

 

 

6曲がノミネートされた「最優秀カントリー楽曲賞」。
ブレイク・シェルトンといえば、『Nashville Star 』、『Clash of the Choirs 』、『The Voice 』などオーディション番組の審査員のイメージが強いですが、しっかりグラミー賞にもノミネートしています。

 

 

29.最優秀カントリー・アルバム賞(Best Country Album)

 

『UNAPOLOGETICALLY』 ケルシー・バレリーニ
『PORT SAINT JOE』 ブラザーズ・オズボーン
『GIRL GOING NOWHERE』 アシュリー・マクブライド
『GOLDEN HOUR』 ケイシー・マスグレイヴス
『FROM A ROOM: VOLUME 2』 クリス・ステープルトン

 

 

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